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そう言ったのはベリーサ。
「何だよ！元の世界って！此処は地球じゃねぇのか！？」
「まぁ落ち着いてくれ、此処は幻想郷、忘れ去られた者が集う場所だ。君らの世界、地球とはちょっと違うかな。」
「そうか……分かった。俺は戻らない。おまえ達はどうする？」
そういい、傭兵達にベリーサは聞く。
「……俺は戻りませんよ、隊長。」
「私は兄さんが心配だから残るよ、隊長。」
兄はニヤリと笑い、妹はニッコリと微笑みそういう。
「ブリッツ・ルー・シュレディンガー、御身守護させていただきます。隊長。」
長い本名のルーもそういう。
「なぁ…一人足りないな……」
ベリーサが今気付いたといった顔でそう口を開く。
「……つんつん頭のスナイパーだーれだ。」
リリアーヌにきつく手を縛られたアレッシー。別にリリアーヌがドＳな訳ではない。
「…………イコどこ行った？」
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