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夜六時頃、ベリーサと射命丸はテーブルを挟み、料理を口に運んでいた。
「地味に射命丸料理上手いんだな。」
「地味にとは何ですか!私だって料理くらい出来ますよ!」
そんな会話をしていた時だった。
何者かが窓ガラスを破り、家の中に侵入してきた。
その両の手には、カレーが滴るおたまが握られている。
そして、おたまを胸の前で交差させ十字架を作り、こう言った。
「我らはカレーの代理人……スパイスの地上代行者……我らが使命は、我らがカレーに逆らう愚者を……その肉の最後の一片までもカレー鍋にぶちこむ事……カァァァアアアリィィィィイ!!!」
その人物は、慧音であった。鉢巻きを巻いており、その鉢巻きには《!
|()v[- [(_)[z[z\》と書かれている。
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