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「いやぁ!やっぱ本場はちげーな!ゲーヘヘ………へ……?どうした隊長?顔が……」
「てんめぇ今まで何処で油売ってやがったぁ!?それに何だ本場って!」
意気揚々とドアを開けたが、次の瞬間、顔が青くなったイコをベリーサは怒鳴り付ける。
「まぁまぁ落ち着いて。里の団子屋は味が旨くて評判なんだ。多分、自警団の常連に誘われたんだろう。あそこは夜中にも団子を焼いてくれるんだ。完全予約性だけどな。」
慧音がイコをフォローする。
「ゲヘ!そうだぜ!ほら、ちゃんと皆の分も一本ずつあるから!」
そういいみたらし団子を袋から取り出し配りだす。
「……ハァ……なんでこんなの部下にいるんだろ………ハァ……」
「俺が百戦練磨の超・絶・凄・腕!狙撃手だからだぜ隊長!」
ため息をつくベリーサにイコがすかさず自画自賛の言葉を並べた。
「……まぁ良い…みたらしに感謝するんだな。」
そういいベリーサはみたらしを口に運んだ。
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