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「変態は余計だぞ。」
慧音は頬を膨らませ、むっとした。
「シャッターチャーンス!」
完全に空気だった射命丸が慧音の珍しい表情を見事、カメラに収めた。
「顔は撮っても下着は撮るなよ射命丸。」
射命丸がビクッ!とその言葉に反応した。そしてギギギ……と言う効果音が似合う動きでベリーサへと視線を移した。
「な……なんで分かったんですか……?」
「慧音さん。こいつを見てくれ。こいつをどう思う?」
ベリーサは射命丸を全力で華麗にスルーし、一枚だけ残っていたスカートの中の写真(レミリアのカボチャ柄)を慧音に見せた。
「……カボチャ……幼女………萌える……萌えてしまう……」
慧音は鼻血をぶちまけ、気絶した。
「…………」
ベリーサはしばらく慧音を軽蔑したという。
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