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「……アレッシー、これ持ちなさい。」
何故かレミリアはカレーの匂い漂う鍋を両手で抱えている。
「ねーねーこれなんてーのー?」
いつの間にかアレッシーのグロックを抜き、トリガーに指をかけている帽子を被った少女。さとりの妹こいしである。
「こいし。危ないから引きがねから指を離しなさい。後、アレッシーさんは人の持ち物を勝手に取るなと怒っているわ。」
アレッシーの目は、他人には分からないがいつもより殺意が増し増しだー!増し増しだー!
「…………」
アレッシーはゆらりぐらりと立ち上がり、こいしの閉じられた第三の目を掴み、引っ張った。
「ゴムパッチンみたいにしたいんですね分かります。私が若干欝陶しいんですね分かります。」
アレッシーはさとりの第三の目も掴んで引っ張った。
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