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「アレッシー、貴方そろそろ手を離さないと…………」
レミリアは警告した。次に起こる事が分かっているからだ。
しかし、アレッシーは警告を聞かずに浚に引っ張った。
「………?」
次の瞬間、アレッシーは地面に仰向けで倒れていた。
「あ、すみません。今日は緩い仕様なんですよ。つまり外れるんです。」
「すごーい!吹っ飛んだー!」
さとりは淡々とした表情でさらりと言い、こいしはグロックをぶんぶんと振り回してはしゃいだ。
「……外れて良いのか第三の目……」
アレッシーは第三の目を握り潰さん勢いで握りながらそう呟いた。
「すみません。第三の目返してくれます?」
「あ、すみません。」
アレッシーはずるりと立ち上がり、さとりとこいしに第三の目を返した。
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