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「うにゅ……あ、ねぇねぇ貴女!助けて!」
お空はほげほげと首を回していたリリアーヌに助けを求めた。
「やだよめんどくさい。」
リリアーヌは首を回しながら拒否した。そして、こう付け加えた。
「 私 は 面 倒 が 嫌 い な ん だ ! 」
お空の希望は絶たれた。
「レミィ。これにハバネロスパイスいれて。」
レミリアはスカートのポケットからハバネロスパイスを取り出し、さとりの持つスプーンのカレーの中にたっぷりと入れた。
「さ、食べなさいよ。早く。」
さとりはお空の口を無理矢理開けようとお空の頬を掴んでいる。それに対してお空は何があっても口を開くものかと必死になっている。
「………フーッ……」
レミリアはお空の耳に息を吹きかけた。
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