270人が本棚に入れています
本棚に追加
/361ページ
「え?」
お⑨が包丁を止めた。
「え?」
リリアーヌが固まった。
「うにゅほはもう座ってて良いよ……ありがと………」
その後の調理はリリアーヌ一人で行った。
油をひいたフライパンで、豚肉とニンニクを一緒に炒める様は、中々様になっていたという。
レミリアのはニンニク抜きであったが。
出来上がったトンテキは中々の出来栄えだった。
お⑨のは明らかに悪意のある盛り付けだったが、アレッシーが黙ってお⑨のと取り替えた。
そして何故私が今晩の彼らの料理にトンテキをもってきたかというと、目の前にトンテキソースがあったうえに、トンテキをもってきた日の晩御飯がトンテキだったからだ。
「大佐!私も美味死いトンテキ食べたいです!」
イコが復活した。大往生したのに大復活した。
最初のコメントを投稿しよう!