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「何なら竹林の薬剤師に頼むと良い。お望みの能力を付けてくれるだろう」
「能力ゥ?」
「そういえばまだ説明してなかったな…。この世界では揉め事があると弾幕ごっこという方法で解決するんだ。勝てば官軍負ければ賊軍。強い者が正義だ」
「弾幕ごっこォ?」
終始疑問符が浮かびっぱなしのベリーサに慧音は詳しく説明するのであった。
10分程かかってようやく理解した様子のベリーサ。やや疲れた表情の慧音。
「能力がありゃ弾幕が撃てるし、それを使った喧嘩もある。そういう訳だな?」
「…あぁそうだ…分かってくれたか?」
「バッチグーだ!」
気持ち悪い程爽やかな表情のベリーサ。
「竹林の薬剤師は八意永琳と言う名前だ。彼女は永遠亭と言う場所にいるんだが、その竹林が問題なんだ」
慧音は息を吸い込み、こう言った。
「運が悪ければ竹林の中で餓死する」
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