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「さっきからなんなんですか?ギャアギャア五月蝿いですよ」
「…な……う……さ………ぎ……?う、動くな!動いた瞬間に撃つ!」
「はぁ?何で私が撃たれなきゃいけないんですか?人の形をした鼻糞の塊さん?」
足音の正体は、ウサミミを生やし、ブレザーを着た女子高生風の人間と思わしき人物だった。
リリアーヌと同じ言葉を人の形をした鼻糞の塊こと、ベリーサに投げ掛ける。
「……ぐぬぅ……」
「隊長じゃ話しにならないんで後ろに下がって土いじりでもしてて下さい。邪魔です」
タバコをくわえ、ファマスの銃口を下げ、ライターに火を付けようと奮闘するアレッシー。
「……火無いですか?」
「…無いです…タバコは体にど…」
「大丈夫大丈夫。美味いから」
全く根拠の無い事を言いアレッシーはウサミミ少女の言う事をシカトする。
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