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「誰がちびっこなの?兄さん?」
「…うぐ……」
アレッシーが曇った声をだす。それもそうだ。リリアーヌに銃剣で尻を刺されたのだから。
「…兄さん?兄妹には全然見えないんですが…」
驚愕した様子の鈴仙。
「これでも兄妹だよ。全っ然似てないけどね」
言いながら尻に刺した銃剣から滴り落ちる血をうっとりと眺める。カニバリズムかドSに目覚めたのだろう。
「…とにかく永遠亭に行きましょう。お尻の治療をしないと…」
そういって鈴仙は傭兵団一行を永遠亭へ案内した。イコがやたら静かだったのはベリーサで遊んでいたからだろう。ベリーサが普段の三倍凹んだ時は大体はイコに遊ばれた時だからだ。
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