第二の宴

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「三大魔神の下にいる、言わば国会議員的な存在が死神元帥に当たります。ここまでの死神を大きく分けて貴族と呼んでいます。お嬢も貴族にあたいするお方です。」 アレクシアが貴族なのは、身なりを見ても納得できた。 どこかのお嬢様みたいだったし、執事を仕えさせているあたりからもう確定だ。 しかし、三大魔神に属するあたりは理解不能だった。 見た目は仁と同い年ぐらいの普通の女の子だ。 「ふふ、お嬢の事、今普通の女の子みたいなのに、って思いましたね?」 「えっ!?あ、いや・・・。」 心を読まれてどきりとする。 アレクシアの方を見てみる。 仁を睨んでいた。 「ふ~ん。私は普通の女の子ですか。後でたっぷり後悔させてあげるから。あんたの大切なものをたくさん奪い取ってあげる。」 忘れていた・・・。 こいつは敵だった。 重大なところが抜けかけていた。
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