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『そう・・・ですか。
ではこうしましょう!』
相手もさすがにボクの動揺にき
ずいたのかここで疑問を抱くよ
うなことを一言いった。
そして、彼女の次の言葉には
一瞬理解できずにそのまま数秒
時が固まったかのように周りが
静かになった。
『お付き合いしましょう!』
この一言でその場にいた全員が
口を揃えてこういった・・・。
えっぇぇぇぇぇぇぇ!!
どういうこと!?
なんかいきなりボクこんな可愛
い美少女に告白されてるっ!
でもなんで?
ボクは別に特別なことなんかし
てないし、というかさっき初め
て会ったばっかりでこの展開は
ちょっとやばいんじゃ・・・。
「澪!!なんでこんな会ったばかりの得体の知れない男なんかに告白してんだ!
まさか澪、この男に唆されたんだなッッ!!」
えっ!?なんでボクが悪者扱い
になってるの?え、なんで!?
「いいじゃな~い。彼女が決めたんならつきあっちゃいなさいよぉ。」
えぇっ!なんで先生まで!?
そこは止めるでしょ、普通!!
「このやろぅ!!澪をこんな風にしやがって、そこの変態転校生!許さねぇ。」
ほぇ?なんかまた殴られる雰囲
気がするんですが・・・。
『やめてっ!!莉袴(りお)ちゃん!』
いや、あなたが原因つくったん
でしょ。
こんな時にかっこいい感じで出
てこなくていいからっ!
で、この状況をボクはどうすれ
ばいいんだ!?
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