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とりあえず・・・
〈 逃げろっっ!! 〉
そろり、そろりととびらの前に
ゆっくり近づいてと・・・
ガシッッ!
あれ?なんか首つかまれた感覚
がするよーな・・・
うしろを振り向いたらなんと!
邪悪なオーラを放つ魔人がいる
ではないか!
「あはは~、なにか御用でしょ
うか魔・・・」
「ぎゃふっっ!」
顔に思い切りハイキック。
「だぁ~れ~が魔人だ!!」
しまった!魔人に囚われの身と
なったボク。
そして、その魔人を倒すために
ボクはいるっ!
ボフッッ!
「そ、そこは・・・だめ・・・
でしょ・・・」
激痛がッッ!!
「ったくてめぇなに蹴られた位で痛がってんだ。」
いや、あなたにはこの男の子の
痛みは分からないでしょ・・・
〈くそぉ、こうなったら意地でも逃げるしかないっ〉
「うおぉぉぉぉぉ!!」
つかまれてた手を振り解き、必
死に逃げるっ!
限界突破ーーー!
だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
ドンッ、パリーン。
へ?なに、パリーンって。
ボクは勢いを止められずそのま
ま窓に激突するが、それだけで
はとどまらずそのまま窓の外へ
飛び出した!!!
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