スカウト!?

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「意味分かんな~い。」 私がそういったとき、 後ろから肩を トントンとされた。 振り返ると綺麗な 女の人がいた。 「ちょっと いいかしら。 私はこういう者 なんだけど。」 女の人は名刺を 差し出してきた。 流留と美莉亜も 横から覗いていた。 「ルリア芸能事務所? どこそれ?」 私が言うと、 美莉亜が 「えっ?依麗奈 知らないの? 超有名だよ。」 と言ってきた。 「依麗奈ちゃんね? あなたをスカウト したいの。 女優にならない?」 女の人は突然 そう聞いてきた。 「えっ?スカウト ですか? 私が?」 まぁ、両親は 良いって言うと 思うけど。 だって、両親とも 芸能人だし。 「ご両親をここに 呼んでいただけない?」 女の人は聞いてきた。 「いいですよ。」 私はそういって 携帯を取り出した。 「あっ、お母様? 今、暇? お父様と一緒に 渋谷の~に来て くれる?」 そして、電話を 切った。
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