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男は身体の節々に走る痛みを堪えながら帰路についた。
自分の家に着き玄関を開けるとまだ年端もいかない幼い少女が駆けてきた。
少女「パパー、遅いよう!
今日は私の誕生日なんだよ。
早く皆でケーキ食べようよ。」
男「ごめんなあ、お仕事が忙しくてさあ。」
男が膨れっ面の我が子をなだめている時、一人の美しい女が玄関にやってきた。
女「アナタ…その傷、大丈夫なの!?」
男の妻である女は先程まで暴行を受けていた男のボロボロの身体を見て涙を流した。
男「なあにこんなもん平気さ!!
帰るの遅くなって悪かったな、早く晩飯食べようぜ。」
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