変なSV…①

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カタマったパソコンは見捨て隣の端末に移り検索し始めた 「らちあかねぇな」 慶くんは何でそんな案件俺に持ってきたんだ そんな顔で私を見てから唇を噛んだ 「どうしましょうか?」 答えは決まっていたので 嫌味たっぷりきいてみる 慶くんは少し考えてから 私の方に向き 的確に指示を出す 「小桜ちゃん、これ以上お客様を待たすのはなんだから 俺が検索終わるまで話を引き延ばして それと一緒にもう一度小桜ちゃんの方でも履歴確認して 一年以内にあったら問い合わせ先案内して起票 無ければ断わる方向に話持っていって起票」 慶くん話が早くていいわ どう考えてもその方向しかないよね 「わかりました 今日後ろの端にいるので 終わったら合図ヨロ」 「それとドライヤーショートする可能性あるから 使用しないようにきちんといってね」 「ラジャー」 私はおどけたように敬礼した それを見て困ったように笑う慶くん 今は慶くんと共同戦線 自分の席に戻り この客をどうやっつけようか考えを巡らす
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