第二章

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  おっさんに言われた通り、俺たちはキッチンへと向かった。 冷蔵庫を開くと、色とりどりの飯が用意されていた。 てか、え?何これ。 昼のくせに、くっそ豪華じゃん。 そんなことを思っていると、どうやら、策弥も同じことを思っていたらしい。 俺に「うっわー!!豪勢!!!」とか言ってきた。 流石、双子。 思考回路も似てた。 リビングから「落とすなよー!」とおっさんの声が響いた。 それに「あいよー!」とのんきに答える策弥。 俺は、また策弥の背中を追う形で料理をリビングへと運んだ。 既におっさんと高松さんは、席に座った状態で俺達を待っていた。 まだ料理は半分いくかいかないかの量しか持ってきてないので、再びリビングを後にする。 「後、何回運べばいいん?」 「多分、三回だろ。」 「・・・多すぎじゃね?」 なんて他愛のない会話を繰り広げながらも、全ての料理をテーブルへと運んだ。 そして、席につく。 俺の前はおっさん、策弥は俺の隣に座り、高松さんと向き合う形となった。 「いっただきまーす!」 「いただきます。」 「はい、いただかれます。」 嬉しそうに言うおっさんを横目に、目の前の料理に手が伸びる。 てか、サンドイッチ。 なんでこんなに多いんだろう? 多く盛られたサンドイッチから一つとる。 そして、口へと運んだ。 シャキリッとレタスの新鮮な音が口の中で広がる。 うん、うまい。  
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