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「PPPP、PPPP」
「ん……ふぁ……」
朝、ベッドで目が覚める。隣でヴィヴィオが寝息をたてている。
「おはよう、フェイトちゃん」
「ん…おはよう、なのは」
いつもなのはは私より先に起きる。私が起きる頃にはもう着替え終えている。
「ヴィヴィオ~?起きてー?」
「…………ん…なのはママ、フェイトママ、おはよう…」
ヴィヴィオものそりと起きて来た。それから私とヴィヴィオが着替えて、もうその頃には早朝特訓の時間だった。
「じゃあ今日はこれで終わり!お疲れ様~」
「「「「はい!お疲れ様でした!」」」」
新人、といってももう立派な一人前か。フォワード陣となのはが特訓を終えて、今、隊舎に向かって皆で歩き始めた。
JS事件が終結して数日。ここのところ平和な日々が続いている。
「…でね、今……なの!」
「早いわね、スバル。私なんかまだ……よ?」
「私よりエリオのほうが早いよ~。ねぇ?エリオ?」
「あはは…キャロは今どこ?」
「え、えと、まだ……なんです…」
フォワード陣が何かを話している。いったい何の話だろう?
「じゃあ今度、皆で通信しない?」
どうやら通信できるものらしい。いったい何なのだろう…?
そうこう考えているうちに隊舎についた。
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