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「ねえエリオ、さっき話していたのって…何かな?」
私は朝食のサンドイッチを食べながら、隣のテーブルでスバルと一緒に山盛りのサンドイッチを食べているエリオに話し掛けた。
「んむぐ…さっき話していたのは…はむっ…プラチナの話です」
「プラチナ?貴金属の話かな?」
「いえ…もぐっ…ポケモンの話です」
「ポケモン?聞いたことがあるような…」
記憶の奥底からその記憶を引っ張りだす。しかし、なかなかでてこない。
「ほらフェイトちゃん、私たちがまだ海鳴市に住んでいた時に、テレビでよく宣伝してた…」
私の隣で話を聞いていたなのはが教えてくれた。
「うーん…あ、あれか」
確かに、海鳴市に住んでいた頃、見ていたテレビで宣伝してたっけ?あぁ、アリサが持ってたな。確かポケットモンスタールビー…?
「プラチナ?ルビーじゃないの?」
「フェイトさん、プラチナはルビーの続編なんですよー」
エリオの隣で、2人の食べっぷりを見てげんなりしていたキャロが答えた。
「正しくは…ルビーサファイア、ファイアーレッドリーフグリーン、エメラルド、ダイヤモンドパール、プラチナの順番です」
同じくげんなりしていたティアナが説明を加えた。
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