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※明石暁の場合※
「さくらについてどう思っているか？今更だな。」
「俺たちよりもさくら姉さんと付き合い長いだろ？だからちょっと気になったんだよ。」
「そうそう♪さくらさんとチーフって私と真墨くらい仲良しだし、ね？映ちゃん。」
「俺様より倍以上の時間をボウケンジャーとして過ごしてんだから、やっぱちょっとは何か感じたりするんじゃねーかと思ったんだよ。」
「そうか。そうだな…空気とか…そういう、一緒に居るのが当たり前の存在、かな。」
「くうき？」
「あぁ。勿論存在感が無い訳じゃないんだが、一緒に居るのが当たり前過ぎて一ヶ月どころか一日だって一度も会わないまま過ごすというのが想像できない。…そんな存在だな。」
「「へぇ～？」」
「…何をニヤニヤしてるんだ、真墨、菜月。」
「べっつに～？」
「何でも無いよね♪」
「お前もそんな事言えたのか、って感心してんだよ。」
「映士まで…もういい…」
「あっそ。んじゃあお疲れー。」
「また後でな、明石。」
「チーフ、ばいばーい♪」
「あぁ。
…結局、あいつらは何をしたかったんだ？」
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