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「しかし…健康を考える上でもグリンピースくらい食べられないと困るぞ?我慢して食べてしまえ。」
食える物なら人の食べ残しでも食べそうな食欲魔人…もとい、明石が苦笑して真墨の肩を叩く。
恨めしげにその顔を見上げ、ため息を吐いて箸の先で小さな豆をころころと転がす真墨。
その姿がまるで給食で嫌いなモノが食べられなくて残されている子どものようで、他の全員が生暖かく見守っていたとは。
真墨本人だけが知らなかった。
【グリンピースの悪夢】
(それはいつまで続くのか。)(誰にも分からない無限ループ。)
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