転校

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沙「…分かりました。」 麗「おお、そうか。ありがとう。まあ、適当な感じで簡単に済ましていいから、それが終わったら二人共そのまま帰っていいから。じゃあよろしく。」 案外、いいかげんだなこの人。 沙「分かりました。失礼しました。」 風「失礼しました。」 そう言って俺と神田さんは理事長室を出た。 風「よろしく、神田さん。」 俺は笑顔で言った。 沙「よっよろしくお願いします。」 緊張してるのか? まだ顔が赤いし… それに… 風「神田さん。」 沙「はっ、はい!なんですか?」 風「あの…敬語やめてくれないかな?一応、俺達同い年だからさ。」 沙「あっ、すみません。私緊張するといつも敬語になるんで…」 そうなのか。
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