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その声の主は、広美だった。
沙「なに?お母さん。」
広「いや、さっきのことで沙織がへこんでるかな~って思ってね。」
沙「別にへこんでなんかないよ?ただ風真が他の女の子と一緒にいるとこ想像して嫌だなぁって思ってただけだよ。」
広「それを世間では、へこんでるって言うのよ。」
沙「うるさい!で?お母さんは何しに来たの?へこんでる私を見に来たの?」
広「まぁ、それもあるけど…」
あるのか…
広「風真君に好かれるような考えを思いついたから教えてあげようかなーみたいな。」
沙「本当に!?教えて!」
広「ものすごい食いつきようね…。それでその考えって言うのはね……」
《沙織side》終
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