転校

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麗「まあ、大体そんな感じだ。」 風「この学校の成り立ちは、分かりました。でもなんで俺がそんな学校に転校して来たんですか?」 まさか俺もそんな才能があるとか? いやそんなのあるわけがな… 麗「ん?それは君にもその才能があるからだよ。」 風「マジですか!?」 麗「マジだ。」 んなわけあるか! 風「どうしてそんなこと分かるんですか!?」 麗「それは、君の中に魔力があるからだ。」 風「魔力ですか…」 麗「そう、いわゆる魔法を使う時に必要なエネルギーと言ったところだな。この学校の先生達や生徒は、体の中に秘めている魔力を感じることができる。もちろん私もね。」 風「そうなんですか。」 麗「だが君の中に秘めている魔力は、かなりの量だな。正直驚いたよ。」 そうなのか?全く自覚がないんだが…
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