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まぁそんな訳だから(不良かと思われる)男達は次々と倒されていき、
気が付けば立っているのは響娘一人だけであった。
ん?ちょっとまて、立っているのは響娘一人っておかしくない??
もう一度人数を数えてみる。
1・・2・・・345・・・
うん人数に間違いはない。
男4人と女1人が倒れてる。
・・・・・・・・・
いやいやいやいやいや!?
なに被害者まで叩きのめしてるの響娘ちゃん!?
とりあえず急いで現場に急行!!(ちなみにちゃんと階段で)
ハァハァ・・・
息を切らしながら到着!!響娘はこっちに気がついたようで、
「あっ、カイト!心配して来てくれたんだね。もう終わっちゃったよ。
すごい弱かった~」
と言ってきた。
「あぁ、みてたよ。」
心配したがお前の心配はしてない。と心の中でツッコミ、俺は気絶している女子のもとへ近づいた。
「大丈夫ですか~。」
俺は気絶している女子に話しかける。
「その子なら最初から気絶してたよ?」
と響娘も近づいてきた。
「あっ、なんだそうなのか。てっきりお前が勢いで、」
「そんなことしないもん。
戦ってる時は冷静だもん。
ちゃんと相手が苦しまないように一発で気絶させるところを狙ったり~、周りに危害が及ばないような戦い方したりちゃんとしてるもん。」
頬を膨らましながらさらりと怖いことをいう響娘。
というか凄すぎ。
ちょうどその時だった。
「う、うーん・・・・」
女子が目を覚ました。
まぁ第一印象は眼鏡をかけたいかにも図書委員か学級委員ですみたいな子だ。
髪はセミロングでカチューシャをしている。
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