2/3
前へ
/65ページ
次へ
ルシファーは神を殺す為に旅に出た ルシフとエルは街の施設に預けた 当然二人は駄々をこねたがルシファーが頑なに拒んだのだ 理由は彼らに生物を殺める事をさせたくなかったし、また自分が殺める所も見てほしくなかったから これから自分が行く旅には危険が付きまとう いくらルシファーでも護りきることが出来ないから自分で自分を守る事になる つまりそれは身を守る=命あるものを殺める事になる もしかすると自分が殺されるかもしれない そんな危険な旅にルシフとエルを連れて行きたくなかった 彼らの手を血で汚したくなかった 手を血で汚すのは自分だけで十分だった
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加