幸せと不幸せ

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紀「え、何?何があったの、雨音?」 雨「えっと、その、ね…あー…えと…💦」 雨音はモジモジとうつむいてしまった ひとだかりの中心にいたらしいもう1人が、そんな雨音の横に立つ 紀「あれ、氷室…て、えぇ!?」 わたしはすっとんきょうな声をあげてしまった ムリもない、あのヘタレな氷室がいきなり雨音に抱きついたのだから 雨「あっ…し、慎哉っ?💦」 氷「こういうことだよ、須藤😌」 かわいいお顔を真っ赤にして慌てる雨音をよそに、氷室は平然と言ってのけた 紀「ははぁ~…なるほどね✨」 わたしは真っ赤になっている雨音を見て、ほほえましい気分になった なんだか、妹を見ているみたい 紀「お幸せにね、お2人さん😃」 雨「あ…ありがとう、紀美香ちゃん💦」 氷「ありがとな~」
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