プロローグ

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もしかすると、人間が見る事の出来る、又は知ることの出来る『この世界』は、限りない世界のほんの一部なのかもしれない。 細胞一つ一つにもし意思があったとして、細胞は自分が生物体を組成する構造的・機能的単位の一部であると気付くであろうか? 気付くはずがない。 同じ様に私達は気付いていないだけかもしれない。 私達が把握する『この世界』も数多く存在して初めて形となる、本当に小さな存在なのかも知れないのだ。 .
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