偶然の出会い

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「めぐみって祐司すきなのぉ?」 「し~っ」 すっとうきょうな声をあげたのは田中直子。直子は一番にあたしに話しかけてくれた。今では一番の親友だ。 「でもさ、祐司好きな子いたんだよね」 「えっ?」 直子が言う。 「でもめぐみなら平気よ」 「ぅん。そう」 あたしはお弁当の卵焼きを半分に切り分けた。
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