52人が本棚に入れています
本棚に追加
『俺、一生お前について行くよ!!』
カツサンド位で大袈裟な事を言う。
来た道を戻りながら、庵と取り留めの無い話をした。
教室に戻り、庵達と食事を済ませると橘さんの所に行こうとする。
すると庵が尋ねてきた。
『今から橘と学園内回るんだろ?俺も行って良いか?』
『別に構わないよ?庵が来たいって言うなら。』
『んじゃ、決まりで!女と二人だと嫌でしょ?橘って結構頭堅いし!』
二人で橘さんの所に向かい、話し掛けると彼女も待っていてくれた様子で、
『あ!やっと来たのね。どこから回る?ッて、新城君も行くの!?』
少し不服そうな顔をしたがすぐに元に戻った。
『え?俺行っちゃマズイ?二人より三人のが良いと思ったんだけどなぁ!』
『別に良いわ、じゃあ、三人で回りましょ。』
こうして僕達三人は学園内を回る事になった…。
最初のコメントを投稿しよう!