78人が本棚に入れています
本棚に追加
駐車場で待っていると、先生は軽く走りながらやってきた。
「お待たせしました。どうぞ乗ってください。」
『ありがとうございます、お願いします。』
初めて先生の車に乗り込むと、清潔な社内が先生の性格を物語っているようだと思った。
先生も後から乗り込むと私は初めてこんな狭い空間で二人きりだということに気づいて、ドキドキしてきた。
「どこか行きたいところありますか?」
『うーん・・・特には無いです。』
「そうですか。では、新しくできたお店に行ってみませんか?」
『どんなお店なんですか?』
「それは着いてからのお楽しみです。」
.
最初のコメントを投稿しよう!