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「はぁ~?なんでですか!?あたしら武州でお世話になってお礼に伺おうと‥」
「無理なもんは無理だ。諦めろ。」
「なぁ、やっさん。こいつけちん坊だぜ。」
「だな、吉。‥‥はっ!ま、まさか!!あんた‥‥!!」
目を見開き 自分に指を指す弥生に 土方はたじろいだ。
「な、なんだよ!」
「あんた、ホモだろ!!近藤が好きなんだろ!だから‥」
「は!?」
土方は口があんぐりと 開きっぱなしだ。
「やっさん‥ホモってなんだ?」
ついっと 袖を引っ張る吉之助は頭の上に クエスチョンマークが浮かんでいる。
「ん、ホモってのは‥」
「ちょー!!!んな説明すんな!!つか、俺はホモじゃねぇよ!!‥‥たく、とりあえず取り調べすっから来い。」
「お、パトカーだ!やっさん。俺初めてだ!」
「あたしも初めてだ!!これは初体験って‥「なに言ってやがる!グダグダ言わず、さっさと入れ!」
渋々、パトカーの中に入るとすぐ出発した。屯所に着くまで 二人が騒いだのは言うまでもない。
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