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「よしっ。全員出席っと…。」
何かに記録している。
「では配布お願いします。」
監獄兵が言うと、コックのような格好をしている人達が皆に白米と味噌汁のセットを配りだした。
全員に配り終わると、1人の囚人が前に出た。
今週の食事係のやつだ。
「今日も半日お疲れ様でした。後の半日も仕事を頑張りましょう。では、いただきます。」
俺らは小学生か!!
終夜は心の中で呟いた。
その日、終夜の向かいに座っていたのは、浩太だった。
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