おふろ

3/5
前へ
/27ページ
次へ
「ほら、言って。どうして欲しいの?」 その目を伏せて、理性と欲望の間をさ迷っているみたいだ。 ゆっくりとその手を俺の手に重ねて、下におろす。 「…、触っ、て…」 そっとかめの自身を握れば、もう完全に勃ち上がっていて、その先端からこぽり蜜を零した。 「乳首だけでこんなんなってんの?かめのえっち」 「ちがう、っ…」 「ちがわねーだろ?」 流石にもうそろそろ泣きそうだから、零した蜜を塗りたくるように扱きだした。 「あ、ァ…じ、んっ…ん、あ…」 しがみつくようにその腕を俺の腰に巻き付けて、身体を密着させてくる。 そのまま俺の脇腹を擽るように指を滑らせて、体温の上がったかめの掌は、もっと熱い俺の塊を包んだ。 「ふはっ、いつもより積極的」 意地悪く言ってやれば、扱いていたかめ自身がまた蜜を零す。 「だっ、て、も…我慢、っあ、できな…っん」 (あー…ムリムリ、我慢出来ねぇのは俺だっつの) 「かめ、壁に手ぇついて?」 少し躊躇いがちに突き出された腰を掴んで、ゆっくりと押し進めた。  
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

574人が本棚に入れています
本棚に追加