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「ぃ、あ、ダメ、っあ!」
根本まで埋めた所で大きく跳ねた、かめの身体。
「もーイったの?
かめは堪え性、ないなぁ…」
壁についた腕にもたれ掛かるように前のめりになったかめの身体を緩急付けて揺らし始めた。
「いつもみたいに声、出したらあいつらにバレるから、しー、な」
後ろから唇に人差し指をあてれば、ぎゅっと歯を食いしばった、かめ。
「…っ、ふ、ぁ……ン」
堪えきれないみたいで、時折漏れる声に更に煽られて、何度も腰を打ち付けた。
かめの脚ががくがくと痙攣し始めて、再び迎える限界が近いことを知らせる。
「あ、じ…っん、も、イくからっ…ん」
震える声でそう告げられて、俺はラストスパートの動きに入って、かめはねだるように腰を揺らし出した。
きゅうきゅうと締め付ける中の動きに、そろそろかなと思っていたら、
不意に声をかけられる。
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