傷跡
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傷跡
小学2年生、夏。 「ちぃ、お父さんの煙草買って来てくれる?」 珍しく機嫌の良かった父は、煙草代の他に私にお小遣をくれた。 うちから歩いても30秒くらいの所に小さな商店があった。 そこに父の煙草を買いに行き、父に煙草を渡した後に、学校の近くにある駄菓子屋さんまでゼンのお下がりのマウンテンバイクで行った帰り…思いもよらない出来事が起きた。
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