第2章:自称“超能力者”

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次の日の午前7時 いきなりだが、俺はこの日不思議体験をするのである いつも通り新聞を取りに行くと、郵便受けには新聞と広告 そして茶封筒が入っていた。 その茶封筒には宛先もなく、うらにも何も書いてない 封筒の真ん中あたりが微妙に膨らんでいる 中に何か入ってるらしい 中身を取り出してみると 銀色の星型のペンダントみたいなものが出てきた。 左手にのせながらそのペンダントを見ていると いきなりペンダントが手の平に沈んできたのだ。 「うわっ!」 慌てペンダントを振り払おうとする しかしすでに遅く全部手の平に沈んでしまった。 「いったいなんなんだ?」 手の平を何度も見てみる しかし何も変わっていない。 「ったく…朝から変な物を見るとは」 そう呟き、新聞を持って家に戻った。 昨日、頭を打った覚えはないのだが…… そして朝ご飯を済ませ、学校に向かった。 だがこれだけではなかったのだ
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