第一話 学校は最初が肝心なんです

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「フッフッフ!なぁ~んだ、知らないのかい?君達」 ニュイッと何処からともなく普段掛けない眼鏡を宿して現れた沖菜。 ハッキリ言って似合わない。 「知らないって何がだよ」 カンナが沖菜に聞くが、僕には何となく理由が分かった。 「成瀬さんか…」 芸能人…とまでは言わないが、あのルックスとスタイルはアイドル並に可愛い成瀬さん。 先程の様に男達が群がっているのだろう… 「正解だよ、丸居君。その通り、モテない男達が一目美女を見ようとワザワザ僕らのH組に見に来た訳さ」 成瀬さん…同じクラスだったんだ。
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