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【もう一度電話をする】を選んだ人以外は見ないでください。前のページの続きです。
友也「どうするんですか?」
恭介「何かを起こして、それに気をとられているうちに駆け抜けるしかないな」
友也「でも、何があるんですか?」
恭介「考えろ!」
もう教師は他の茂みを探し始めている。
教師「どこだ!」
その時、俺はとっさに石を投げていた。
恭介「んっ?」
その石は教師とは反対でなおかつ俺達の遠くに飛んでいった。
ガサガサガサッ
教師「そっちか!」
教師がその方向に向かう。
そして俺達の前を通り過ぎる時、
教師「んっ!?」
止まった。
…
…
…
ガサガサガサッ
その時さっき石を投げた茂みから音がした。
教師「やっぱそっちか!」
教師が俺達の前を通りすぎる。
その瞬間を見逃さず、俺と恭介さんは駆けた。
教師「んっ!猫だと!?」
教師がさっきの場所を確かめ、そう言った。
そして後ろを見て俺達に気づいた!
教師「あっまて!」
その時には俺達はもう中庭を走り抜けていた。
教師「こらー!!誰だー!!」
幸いにも誰かはバレてないみたいだ。
葉留佳「猫は上手くやってくれましたか?」
葉留佳さんがやってきた。
友也「あの猫葉留佳さんだったんですか。ありがとうございます」
葉留佳「別にいいですヨ。とりあえず今日を楽しみましょう」
恭介「そうだな、今日はこれから宴だ、ひゃほうぅぅー!!!」
そうして俺達は寮に向かっていった。
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