プロローグ

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ある幼い日のこと、僕、直枝理樹は両親を亡くし、深い闇の中にいた。 絶望で立ち上がれず、前に一歩も進めなくなった僕。 そんな僕に手を差し延べ温かい友情を与えてくれたのが、恭介、鈴、真人、謙吾…悪ガキ集団リトルバスターズだった。 彼らと手を取り合い、目まぐるしく日々を過ごす中で僕はいつしか絶望から立ち直っていた。そうして数年後、僕たちは同じ学園に進学し、あいかわらず仲よく、騒がしく、馬鹿らしく、とびきり楽しい日々を送っていた。 新たな仲間にも恵まれて、新生リトルバスターズとして充実した日々を過ごしていた僕たちだったが、ある大きな事件に巻き込まれてしまった。 しかしその事件を乗り越え、それから7ヶ月経ち、僕たちは3年生として新たな日々を始めていた。
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