新たな朝

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理樹「ふあ~」 少し寝不足だ。 昨日はなんだかんだで寝るのがかなり遅くなってしまった。 まあ楽しかったからよかった、と思うけど。 理樹「友也くんはどうだったかな」 ふと、そんなことを思った。 見てた感じは楽しそうに見えたけど… そんなことを思ったくせに僕は鈴にメールしていた。 昨日逃げた後は結局それぞれ寮に戻ったから逃げたあとどうなったかは個人しかわからない。 まあ変なこと聞かれてなければいいけど…、そう思いながらメールを打った。 理樹『おはよう鈴、昨日あの後なにもなかった?』 ピッ 理樹「送信完了っと」 ピロリロリ~ 理樹「今日は早いな」 メールが返ってきた。 鈴『おはよう(∵)/昨日は何もなかった(∵)』 理樹「…」 相変わらずの顔文字だな、と思ったが/が付いたぶんましになったのかな… 無表情だからなんとも言えないけど… まあなんにもなかったみたいだから一安心だ。 真人「理樹ー、飯行こうぜ」 真人が筋トレを終え、呼んできた。 理樹「今から行くよ」 そうして朝食に向かった。
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