新たな朝

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まあ、ほんとにこの混みようはすごかった。 だけど僕達の席はやっぱり空いていた。 もちろん謙吾はもう座っている。 理樹「おはよう、謙吾」 謙吾「おはよう」 真人「ういっす」 友也「おはようございます」 謙吾「んっ?河崎じゃないか?どうしたんだ?」 理樹「席が見つからなかったみたいだから連れてきたんだ。いいでしょ、どうせ恭介のとこれが空いてるんだしさ」 謙吾「まあ、いいだろう。河崎、そこの席だ」 友也「は、はい」 僕が言おうと思ったら、謙吾が言っていた。 気が利くんだか、利かないんだか… そうして朝飯を食べていると、鈴が来た。 理樹「おはよう、鈴」 真人「ういっす」 謙吾「おはよう」 友也「おはようございます」 鈴「おはよう。ってなんでここに人が居るんだ!」 鈴は友也くんの所を指していった。 理樹「友也くんの席がなかったからさ。べつにいいでしょ、鈴」 鈴「な、なんだお前か。馬鹿兄貴かと思ったぞ」 理樹「鈴、出来たら名前で呼んであげてくれない」 僕は鈴に言った。
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