499人が本棚に入れています
本棚に追加
まあ、ほんとにこの混みようはすごかった。
だけど僕達の席はやっぱり空いていた。
もちろん謙吾はもう座っている。
理樹「おはよう、謙吾」
謙吾「おはよう」
真人「ういっす」
友也「おはようございます」
謙吾「んっ?河崎じゃないか?どうしたんだ?」
理樹「席が見つからなかったみたいだから連れてきたんだ。いいでしょ、どうせ恭介のとこれが空いてるんだしさ」
謙吾「まあ、いいだろう。河崎、そこの席だ」
友也「は、はい」
僕が言おうと思ったら、謙吾が言っていた。
気が利くんだか、利かないんだか…
そうして朝飯を食べていると、鈴が来た。
理樹「おはよう、鈴」
真人「ういっす」
謙吾「おはよう」
友也「おはようございます」
鈴「おはよう。ってなんでここに人が居るんだ!」
鈴は友也くんの所を指していった。
理樹「友也くんの席がなかったからさ。べつにいいでしょ、鈴」
鈴「な、なんだお前か。馬鹿兄貴かと思ったぞ」
理樹「鈴、出来たら名前で呼んであげてくれない」
僕は鈴に言った。
最初のコメントを投稿しよう!