499人が本棚に入れています
本棚に追加
理樹「モンペチ?」
友也「…朝もらったやつですか?」
鈴「多分そうだ!だから友也、モンペチをあげてやってくれないか」
友也「わかりました」
そう言って、友也くんがモンペチをだすと、猫が寄ってきた。
理樹「モンペチが原因だったのか」
友也「…こいつら、腹が減ってただけだったんだな」
友也くんはモンペチを開けると、中身を分けて土の上に置いていった。
鈴「こいつらはわけなくても、ちゃんと分け合うぞ」
友也「そうですか。でも、これだけ居たら分けてやった方がいいと思いましたから」
理樹「優しいんだね友也くん」
友也「そうですか?」
鈴「あたしも、友也は優しいと思う」
友也「はは、ありがとうございます」
友也くんは、笑いながら言った。
そうして、猫を見ていた。
友也「…鈴さん。任されました」
鈴「なにがだ?」
友也「この猫達は、僕が責任もって面倒みます」
鈴「そうか。じゃあ任せた」
友也「はい」
そうして、なんとか収まった。
まあ、なんとかってわけじゃないかな。
最初のコメントを投稿しよう!