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病院に搬送され、亀は治療を受けている。
マネージャーは これからのスケジュールを調整しに電話などしている。
俺たちは待合室で、待つことしかできない。
中 「赤西。亀なら大丈夫だよ。ただ、疲れが溜まってただけだよ。」
震えが止まらない。あの時、亀は俺に助けを求めてきた。もし 亀に何かあれば、俺は生きていけない。
この時、亀を失う怖さを初めて知った。
上田は中丸に抱かれながら泣いている。
ただ 亀の顔が早く見たいと誰もが思っていた。
仁 「俺…亀の変化に気づいてやれなかった…お れ 。 おれ…。」
中 「赤西、お前の責任じゃない。俺たちだって、気づいてやれなかった。」
中丸は悔しそうに話す。
聖 「亀、辛かったよな。1人で苦しいの我慢してたんだ。迷惑かかるからとか思ってたんだ。」
聖の目にも涙が溜まっていた。悔しいのか、椅子に拳を投げつけている。
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