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背中を擦り 落ち着かせる。
仁「カ…メが。カ メ」
山「仁。おまえがそんなんじゃ、亀 悲しむよ。いつもの仁でいることが、亀にとってもいいんじゃないかな。今 亀は一生懸命、病気と闘っているんだよ。お前が、亀の居場所を守らなくてどうするの。」
俺が その言葉を掛けると仁は少しずつ落ち着きを取り戻した。
中「山P、ありがとう。」
山「いぇいぇ。それで亀はどうなの?」
中丸は首を横に振る。
中「先生の話しによると、かなり難しいらしい。目覚めても酸素が必要になるらしい。今は、亀の意識が戻るのを待ってる。」
俺が思ってた以上に深刻なんだと、この時 知った。
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