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することないし、ベッドからは降りれない…。 何時間たったのだろう。 いつのまにか寝てしまったらしく 俺は 物音で目を覚ました。 仁「あっ! わりぃ。起こしちまった?今日は 午前 オフだから 来ちゃった。」 赤西は笑顔で俺に寄ってきた。 亀「じ ん。」 声はでないが、口パクで仁を呼んでみた。 仁「なに?どこか痛いか?苦しい?」 仁は俺の口の動きが分かったようだ。 仁「今日は みんな朝から仕事だから かずによろしくって。残念がってたよ。次のオフにはPと亮ちゃんも来るって。」 笑顔で話す仁に俺は手を差し出した。仁は それを見るとすぐ 手を握ってくれた。 俺は ジェスチャーで紙とペンが欲しいと訴えた。 すると仁は 俺に 紙とペンを渡してきた。 “早く仕事がしたい。みんなに迷惑かけちゃった。ライブもあるのに。” 仁は少し困った顔をして 仁「かず。ゆっくり体を治そう。焦っちゃダメだからね。みんな 迷惑だなんて 思ってないから。」 仁は俺の頬を撫でてくれた。
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