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しばらくすると 先生は重たい口を開いた。 医「もし、手術をせずに このままの生活をしていたら、最低 半年。長くて一年です。」 目の前が真っ暗になった。 まだ 沢山 やりたいことあるのに… 仁とも もっと一緒にいたいよ。 俺は 決心した。 成功率は低いらしいけど、その確率に賭けたい。 俺 生きたいよ。 亀 “先生 俺 生きたい。よろしくお願いします。” すると 先生は笑顔になり 医「頑張りましょう。」 と言ってくれた。 これから 俺の闘いが始まる。 絶対に 病気に打ち勝つんだ。 親は泣いていた。 俺は マネージャーにメモを渡した。 “迷惑かけて ごめん。” マネージャーは涙を流しながら マ「生きて戻ってこい。みんな 待ってるから。メンバーも おまえのことは 分かってる。ライブも5人でやることが決まった。あいつら 亀梨の分も 頑張るって。」 俺は 涙が止まらなかった。頷くことしか出来なかった。
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