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亀「あっ、 何でも。ただ、その日じゃないと駄目なんですよね?」
先生に訊ねてみた。
医「そうですね。亀梨さんの心臓に かなりの負担がかかってます。なるべく 早く オペをしなくてはいけません。」
亀「そうですか。先生 その日は KAT-TUNのライブの初日なんです。俺は 出れないけど、ここから 無事に成功するの祈っていたかった。」
オペが怖いとかじゃなくて 俺の本心だった。今 俺が出来るのは ライブの成功を祈ることしか出来ないから。
医「そうでしたか。亀梨さんの気持ちは良く分かります。だったら みんなが頑張ってライブをやってる間 亀梨さんも一緒に闘いましょうよ。」
えっ?
先生 何言ってるの…
先生は言葉を続けた。
医「亀梨さん。1人で苦しまなくていいんですよ。メンバーのみなさんと一緒に闘うんです。みなさんがライブで頑張ってるなら 亀梨さんは オペを頑張るんです。6人で闘うです。」
そういうことか。先生 ありがとう。なんか 元気が出てきたよ。
亀「先生。よろしくお願いします。あと 1つ お願いがあるんです。」
どうしても これだけはオペ中にも 離さないでいたいから。
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