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亀「じ ん。 お 、れ 怖い っよ。」 今まで 我慢していたのか、 和也の目からは涙が溢れ 俺に抱きついてきた。 亀「っ… 生きて もど って これ …なかっ たら… じ… んに もう 会えなかった ら。」 肩は震え 嗚咽混じりに話してきた。 細い体で こんなに抱え込んで。 和也 ごめんな。 俺は きつく 抱き締めた。 仁「かず。大丈夫だよ。俺が 死なせない。お前を一生 守るから…」 どのぐらい時間が経ったのだろう。 背中を擦り 落ち着かせる。安心できるように 触れるだけのキスを落とす。 仁「ほら 泣きすぎると苦しくなるぞ。」 亀「ありがとう。なんか スッキリした。」 その後 和也は 泣き疲れたのか 赤西の腕の中で 眠りについた。
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